子宮頸がん検診
初めてで不安
検診ってどんな感じ?
痛みを和らげるコツは?
子宮頸がんは40~50代の女性が多いと言われていたのですが、近年20~30代の発症が増えてきており、毎年約1万人の方が子宮頸がんにかかっています。
子宮頸がんは見つかるのが早ければ早いほど治る確率が上がるため早期発見がとても大切になるのですが、みなさんは子宮頸がん検診を受けたことはありますか?
婦人科系の検査は「痛そう」「恥ずかしい」といったイメージから、なかなか気が進まず一度も検診を受けたことがないという方も多くいます。
どのような流れで検査をするのか・痛みはあるのかなど検診のことを知らないからこそ、イメージが先行して余計不安になってしまうのです。
ではリラックスして検診が受けられるようにするためには、どのようなことを意識したら良いのでしょうか?
ここからは、子宮頸がん検診の流れと痛みを和らげるコツについて紹介していきます。
子宮頸がん検診の流れ
子宮頸がん検診は全身の力を抜いてリラックスした状態で受けるようにすると、痛みを感じにくくすることができます。
ここからは子宮頸がん検診の流れについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
子宮頸がん検診1:予約をしていく(できれば)
病院には検診だけでなく治療や相談で来られている方もいるため順番が来るまで2~3時間かかったということもよく聞くので、事前に予約してから行くと待ち時間を減らすことができ疲労感も少なくてすみます。
ただ事前予約ができない病院もあるので電話で問い合わせて確認してみましょう。
子宮頸がん検診2:問診票を記入
病院についたらまず問診票の記入をお願いされました。
- 前の生理はいつ?
- 以前婦人科系の病気になったことはある??
- 手術を受けたことはある?
- 不正出血が出ることは?
- 生理不順、生理が止まったことは?
- 他の病気で治療をしていることはある?
こういったいくつかの質問に答えていき、記入が終わったら受付に提出して診察まで待ちます。
子宮頸がん検診を受ける前までは手術をしたことや婦人科系の病気になったこともなかったのですが、今回の検診で予想もしていなかった病気が見つかりその半年後手術をすることになりました。
子宮頸がんではなく卵巣のう腫と呼ばれる病気だったのですが、そのことについての詳しい内容はこちらの記事で紹介していますので合わせてご覧ください。
子宮頸がん検診3:診察開始
名前を呼ばれて診察室に入ると女性の先生が、さっき記入した問診票を見ながら「生理で不安なことはないか」「検診で気になることはあるか」聞いてきました。
初めての検診で「痛いのかな」「どんな感じなのかな?」とすごく不安に感じていたので、先生に今の気持ちを素直に伝えることにしたのです。
すると先生は「大丈夫ですよ。ゆっくり検診していくので痛みがあったら遠慮せずに言ってください。すぐに終わりますよ」と言ってくれました。
先生に自分の気持ちを話したら
少し気持ちが楽になったよ。
子宮頸がん検診4:内診台に座る
内診台に座る前に履いているスカートやズボン、下着を脱ぎます。
この日私はズボンを履いて行っていったのですが、後でスカートにすれば良かったなと後悔しました。
スカートにすればズボンとは違い脱ぐ必要がないためスムーズに着替えることができるからです。
準備ができたら内診台に座り看護師さんの合図を待ちます。
看護師さんが「動かしますよ」と言った次の瞬間、台が少しずつ傾いていき天井を見上げるような体勢になりました。
内診中は先生との間にカーテンが掛かっており、向こうからこちらの様子が見えないように配慮されているので恥ずかしいという気持ちを少し和らげることができました。
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子宮頸がん検診5:内診を受ける
まずお尻まわりを洗浄して膣鏡という器具で膣内を見ていきます。
器具を入れる時少し違和感はありましたが、痛みはほとんどありませんでした。
先生はこの時、おりものの状態や炎症の有無を確認しています。
膣内を見た後はブラシなどで子宮頚部をこすり細胞を採取していくのですが、こする時人によっては痛みが出ることもあるそうです。
細胞を採り終わると次に触診があり、お腹の上から手で軽く押さえて卵巣の大きさや腫れなどがないかチェックしていきます。
これで子宮頸がん検診は終了です。
思っていたよりもリラックスして受けることができたよ。
検査結果の通知と費用
病院によって違うかも知れませんが、検査の結果は先生から直接教えてもらうか郵送で紙を送ってもらうか選ぶことができたので、私は行く手間を省くために郵送を選ぶことにしました。
検査結果の通知は検診から一週間ぐらいで家に届き、封筒の中に入っていた細胞診検査報告書という紙には「異常なし」という文字が書かれてありました。
がん検診を受けたのはこれが初めてだったのですごく不安でしたが、検診を受けたことで子宮と卵巣の状態を知ることができたので受けて良かったです。
私は市から発行されているクーポンを使用したので費用は3,000円(自己負担額)ですみました。
地域によっては全額または一部費用を補助してくれるところもあるそうなので子宮頸がん検診を受ける際には、お住まいの地域にクーポンや補助がないか事前にこちらのサイトでチェックしてみてください。
自費だと約5,500円はかかるので上手く活用していきましょう。
痛みを和らげるコツとは
深呼吸をして体の力を抜きリラックスする
体に力が入っているとその分痛みを感じやすくなってしまうため、深呼吸をして体の力を抜きリラックスすることを心掛けてみてください。
鼻から吸って口からフーっと吐くのを何度が続けていきます。
深呼吸は体の力を抜くだけのもではなく緊張感や不安感といった気持ちも落ち着かせてくれるので、パニックになりそうな時は深呼吸をして内診から意識を逸らせてみると良いかもしれません。
私もガチガチに緊張していたので器具を入れる時少し痛みを感じましたが、呼吸に意識を向けるようにすると気にならなくなりました。
もし痛みを強く感じたり、気分が悪くなってしまった時は我慢せずに伝えましょう。
おりものシートを持参する
診察後人によっては出血をすることがあるので、下着を汚さないためにおりものシートを持っていきましょう。
病院によっては用意しているところもありますが、置いていない場合もあるのでもしもの時のために準備しておくと安心ですよ。
子宮頸がん検診の流れと痛みを和らげるコツのまとめ
子宮頸がんは発症しても自覚症状が少なく発見した時には進行していたということもあるため、それを防ぐために20歳を過ぎたら2年に1回検診をするように推奨されているそうです。
婦人科検診は「痛い」「恥ずかしい」といった理由から受けていないという方もいると思いますが、深呼吸をして体の力を抜いたり女性の先生にお願いしたりすることで、検診に対するハードルを下げることができます。
ただ何をやっても違和感があって気持ち悪い・痛みが強くて辛いという場合もあるので、そういう時は我慢せず先生に伝えましょう。
子宮頸がんは年々増えているので、あとで後悔しないためにもぜひ一度検診を受けてみてください。
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