一般歯科では抜けない親知らず!?その理由と抜歯の流れについて

健康
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ひつじ
ひつじ

かかりつけの歯医者で抜けない

親知らずってどんなの?

 

親知らずの抜歯について

詳しく知りたい!

みなさんは親知らずの抜歯をしたことはありますか?

私は親知らずを4本抜いたことがあるのですが、かかりつけの歯医者で「この歯は総合病院でないと抜けません」と言われたことがあり、紹介状を書いてもらい静脈麻酔をして抜歯をしたことがあります。

通常であれば一般歯科でも親知らずを抜歯してくれるのですが、私の親知らずはある理由から断られてしまいました。

ここからは私が体験した一般歯科では抜けない厄介な親知らずについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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親知らずが痛み抜くことに

私の親知らずは10代の頃すでに4本生えていて、磨き残しからくる炎症が起きるたびにかかりつけの歯医者に行って消毒をし経過をみていました。ある時炎症が起きていつものように歯医者に行くと先生から何回も炎症しているから、そろそろ抜歯した方がいいかもしれないね、このままだと健康な歯まで変形してしまうよ」と言われたのです。

確かに親知らずのせいで一部歯が傾いたり削れていて抜歯が怖いとずっと避けていたのですが、これ以上歯の状態を悪くするのは良くないと思い親知らずの抜歯を決断しました。

レントゲンを撮って詳しく親知らずの状態をみる                           

親知らずの抜歯を決めると先生が「レントゲンを撮って詳しく見てみましょう」と言い、早速レントゲンを撮って今の親知らずの状態を確認することになりました。

すると先生がレントゲンを見て「この親知らずはここでは抜けません」と言い、詳しく聞いてみると親知らずの根本部分が大きな血管と重なっていて、出血量が多くなる可能性があり、もしそうなるとここでは対応ができないから」という理由でした。

確かによくレントゲンを見てみると歯の根っこの近くに大きい血管(白い影)が映っていたのです。

私はかかりつけのよく診てもらっている先生にやってもらいたかったのですが、もしものことがあったらと不安に思ったため、総合病院へ紹介状を書いてもらい口腔外科に行きました。

総合病院などの人が多くて予約がなかなか取れないようなところは、紹介状を持参した方がスムーズに診てもらえるためあると便利ですが診察以外に紹介状代約750円が別途費用でかかったと思います。

この紹介状代の750円は健康保険が適用された場合で、保険がきかなかった時は約2,500円かかると言われています。

ひつじ
ひつじ

設備が整っているところ

じゃないとできないんだね。

紹介状を持って総合病院で診察を受ける

後日紹介状をもって総合病院に行き歯科口腔外科の診察を受け、ここでも再度レントゲンを撮り歯を見ながら抜歯の説明を受けました。

  • 1回に2本ずつ抜く
    (残りの2本は1ヶ月後に抜歯する)
  • 変な方向に生えていないから抜きやすい                       
  • 少し埋没している歯があるから切開する可能性があること

「親知らず自体はまっすぐ綺麗に生えているから、施術は短時間ですむと思います」と言ってもらったのですが、一部の親知らずが少し埋まっているため歯茎を切開する可能性があることも説明されました。

当時パニック障害と診断を受けていて抜歯中発作が出ないか心配だった私は一通り説明を聞いた後、抜歯に対して不安があることを打ち明けることにしたのです。

すると先生は「不安なら静脈麻酔で眠っている間に終わらすこともできますよ」と提案してくれ、安心して臨みたいと思った私は静脈麻酔を行っての抜歯をお願いすることにしました。

他にも方法があり4本まとめて全身麻酔で抜歯することも可能だったのですが、そうなると1週間入院しないといけないと言われたので日帰り可能の静脈麻酔に決めました。

ただ静脈麻酔を使用すると帰る時運転できないのでバスや電車、迎えに来てもらうなどの対応をしなければならないので、あらかじめお願いしておきましょう。

親知らずを抜歯するために同意書を記入する

親知らずの抜歯は手術扱いとなるため同意書にサインをします。

トラブルが起きた時の対処法や後遺症などの項目を読んでいると、不安が増して怖くなってしまい先生に何度も「大丈夫だよ」と声をかけてもらいました。

親知らずの抜歯=痛いというイメージばかりが先行していたので、施術中もその後も乗り越えられるだろうかと不安と恐怖を感じていましたが、心配に思っていることを先生に打ち明けたらすごく気持ちが軽くなりました。

パニック障害などの発作を抱えての抜歯は不安ですよね。

これから親知らずの抜歯を控えている方は、疑問に思っていることや不安に思っていることは遠慮せずに、抜く前に先生や看護師さんに相談してみてください。

親知らずの抜歯は先約があったのですぐにはできず、一ヶ月後に受けることになりました。

総合病院で診てもらった時の初診費用と注意点

初診の金額は約4,000円でこれにかかりつけの歯医者で書いてもらった紹介状の750円を合わせると、この時点で4,750円かかっていることになります。

ただこの紹介状の750円は保険がきいて自己負担額が3割の場合なので、それ以外の場合は約2,500円かかってしまうのです。

紹介状代がもったいないと思われる方もいると思いますが、最初から総合病院などの大きなところに行くと診察料の他に特別料金として約5,000円が加算されます。

この特別料金には保険が適用されないため全額自己負担になってしまい、同じ用件で病院を受診しても紹介状がないと倍以上費用がかかってしまうんです。

そのため最初から大きな病院を受診するよりも、かかりつけの病院で紹介状を書いてもらってから行く方が特別料金がかからないのでお得だと言えます。

これから総合病院や大学病院などの大病院を受診する予定のある方は、まずかかりつけの病院で紹介状を書いてもらうようお願いするとよいでしょう。

私はこれまで親知らずの炎症で消毒をしてもらったり、汚れで歯茎が腫れて洗浄をお願いしたりと色々と処置してもらってきたので、そういったのも全部合わせると数万円かかってかもしれません。

怖くて抜歯に踏み切ることができませんでしたが、もう少し早く抜歯していたらあまりお金がかからなくて良かったのかなと思うことがありました。

親知らずの抜歯当日までに注意すること                           

炎症をしたり痛みが出たりすると、治まるまで抜歯をすることができなくなってしまうので、抜歯を無事に行うためには親知らずを清潔に保つ必要があるんです。

炎症や痛みがあるまま行うと出血がひどくなったり細菌に感染してしまう恐れがあるので、私は親知らずをしっかり磨けるように小さい歯ブラシを使っていたため、炎症することなく抜歯に臨むことができました。

小さい歯ブラシだといつもなら届かないような、歯の裏側や奥歯までしっかり磨くことができるのでとても便利ですよ。

また私はマウスウォッシュも合わせて使っていたのですが、それでもまだ不安だよという方は歯間ブラシなども一緒に使うと、もっと隅々まできれいにすることができるでしょう。



一般歯科では抜けない!?厄介な親知らずってどんな歯のまとめ

親知らずがあると汚れが溜まって炎症を起こしたり、虫歯になりやすくなったりと色々と問題が起こりやすいと言われています。

私も親知らずを抜く前は、磨き残しやストレス・過労などの影響で歯茎が炎症し何度も消毒をしてもらいに歯医者へ行っていたのですが、歯が痛くなるたびに病院を予約したり痛みに耐えながら生活したりとすごく大変でした。

施術前の診察では親知らずの状態を確認したり、注意事項などの説明があるのですが、話を聞いていると色々と不安に感じて抜歯が怖くなってしまうことがあります。

そういう時は何度も先生に質問をして不安を解消し納得した上で抜歯の方法や日程を決めると、あとで後悔することなく安心して受けることができますよ。

親知らずの抜歯当日の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください(^^)

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