抜歯にかかる時間って
どのくらい?
静脈麻酔って本当に
施術中の記憶ないの?
親知らずを抜歯って
費用どのくらいかかるの?
これまでの経緯について
私は親知らずが上下に1個ずつの計4本あったのですが、炎症や腫れを繰り返すようになってしまったため今回抜歯することを決意しました。
ただこの親知らず少々厄介で、歯の根本と大きな血管が近くにあり出血量が多くなる可能性がありました。
そのため、かかりつけの病院では「ここでは抜けません」と言われ、大きな総合病院に紹介状を書いてもらいそこで抜歯することになったんです。
私はパニック障害を抱えているのですが人一倍不安感を感じやすく抜歯に対してすごく恐怖心があったため、医師と相談して静脈麻酔を使って寝ている間に抜歯するという方法で施術することを決めました。
ここからは、親知らず抜歯当日の流れについて私の実体験をもとに紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
また親知らずの抜歯を決めた経緯・施術前の検査の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
親知らず抜歯当日の朝
親知らずの抜歯開始時間は午後14時からとなっていて、病院から食事は施術の3時間前までにすませておくよう指示があり、また飲み物も施術1時間前ぐらいから控えるように言われていました。
私は昼食を少し早いですが10時半に食べ、抜歯後思うように食べられないことを想定してあまり気にせず結構ガッツリめに食事を摂っていました。
病院によっては食事制限するところもあるので事前に確認しておきましょう。
親知らず抜歯前の処置について
病院には施術開始時間の30分前に着き、受付を済ませたらすぐ診察室に入り施術前の処置を行いました。
診察台に座って血圧・脈拍・酸素の状態・心電図をチェックし、この時点で問題がなければ静脈麻酔を施していきます。
最初に酸素チューブを鼻の穴のところに取り付け、その後片方の腕に注射をして麻酔を投与していくのですが、数分もすると少しずつ頭がボーとしてきて自分でも気づかない間に眠ってしまっていました。
親知らず抜歯後医師にどのくらいで眠っていたのか聞いてみると「麻酔を投与して2分もしないうちに眠っていたよ」と言われ、あまりの速さにビックリしたのを覚えています。
手術中の記憶は全然ありませんでした。
親知らずを抜く時の痛みも嫌な音も聞かずに済んだんです。
親知らずの抜歯・施術開始
静脈麻酔が効いていることを確認したら歯茎に局所麻酔をしてペンチで歯を抜いていくのですが、私の場合は親知らずがまっ直ぐ生えていたこともありスポッと抜くことができました。
ただ歯が少し埋まっていたことと親知らずが思いのほか大きかったこともあり、事前に説明を受けていた通り急遽歯茎を少し切開して抜くことになったんです。
出血しないように切開したところを縫合して、無事親知らずの抜歯が終わりました。
親知らずの抜歯・施術終了
抜歯が終わり先生の終わりましたよという声で目が覚め「無事終わりました。このまま少し横になっていて下さい」と言われました。
麻酔が効いているので頭がボーっとしていましたが、施術中の記憶は全然なかったので苦手な音を聞くことも不安を感じることもなく、とても安心して施術を受けることができました。
施術台で20分くらい休んでゆっくり起き上がると、さっき抜いたばかりの親知らずがあり「こんな大きなものが埋まっていたのか!」と見てビックリしたのを覚えています。
目は覚めましたが麻酔の影響で立つとクラッと立ちくらみがあったので看護師さんに支えてもらいながら待合室に行き、体調に変化がないか様子を見るために約1時間ほど休んでから帰りました。
施術前の処置から会計まで約2時間半ぐらいだったと思います。
\歯を気にせず思いっきり笑える!/
親知らず抜歯の費用
静脈麻酔は保険が適用されるので約2,000~5,000円になり、一度に2本の親知らずを抜いているので合計で約6,000円かかりました。
親知らずの状態によっては数万円かかることもあるそうなので、事前にどのくらい費用がかかるか確認しておくと安心ですよ。
親知らずの抜歯翌日
親知らずの抜歯翌日は消毒と止血のために挟んでおいた脱脂綿を交換する必要があったので、病院に行き処置をしてもらいに行きました。
施術した翌日だったこともあり消毒液が染みて痛くないかと不安だったのですが、痛みを感じることなく処置自体も2分くらいで終わったので心配いらなかったです。
ただ抜歯による痛みと腫れから口が思うように開かなくなっていたので、処置してもらう間ずっと口を開けておくのが大変でした。
抜歯翌日は痛みや腫れ、疲労から体が思うように動かずストレスを感じやすい時なので、これから親知らずの抜歯を控えている方は無理せずゆっくり過ごしてくださいね。
次は1週間後に抜糸をします。
ドキドキです!
親知らずの抜歯をしてみて
「親知らずの抜歯」と聞くとすごく痛いというイメージがあったのですが、施術中ずっと眠ったまま受けることができたので、恐怖心をあまり感じることなくリラックスして臨めました。
私は歯医者のウィーンという音が苦手なのですが静脈麻酔のお陰で、その不快な音を聞かずにすんだため局所麻酔だけでなく静脈麻酔も併用して良かったなと思っています。
麻酔に対して怖いイメージがあるかもしれませんが、看護師さんが常に血圧や脈拍をチェックしてくれているので安心ですよ。
何か一つでも気になることがある時は、かかりつけの先生に相談してみて下さい。
親知らずの抜歯当日の流れと1度に2本抜いた話のまとめ
親知らずの抜歯は何度やっても緊張しますよね。
今回局所麻酔だけでなく静脈麻酔も併用しましたが、病院によっては静脈麻酔ができないところもあるので、心配な人は事前に確認して受けるようにしましょう。
親知らずを抜くことが怖かった私は抜歯を決めるまでに約7年近くかかり、炎症や腫れが起きるたびにかかりつけの病院に行って対処してもらっていました。
今考えてみると「何でもっと早くやらなかったんだろう」と思っています。
何度も炎症を起こして痛いのを我慢してその都度病院に行っていると、ストレスも感じますし何よりお金もかかってしまいます。
抜歯してからは炎症も痛みも起きなくなったのでストレスがなくなり、食事も美味しく食べられるようになりました。
親知らず抜歯後の様子や経過・食事内容については、こちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
\歯を気にせず思いっきり笑える!/
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