分子整合医学的血液検査から
どんなことが分かるの?
栄養欠乏になると体に
どんなことが起こるの?
私は約9年間検査しても異常が見当たらない原因不明の体調不良で悩んでいたのですが、この度栄養療法専門のクリニックで血液検査をして原因が判明しました。
以前かかりつけていたクリニックで、小麦と砂糖の摂り過ぎによる腸内環境の乱れが体調不良の原因だと言われたことがあります。
今回はそれを深掘りして「何の栄養が足りないのか?他に疾患があるのか?」専門のクリニックでもっと詳しく検査してきました。
検査しても異常がないのに体調不良が続いているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
栄養療法から見た体調不良の原因
ここからは、私が受けた分子整合栄養医学的血液検査の結果を紹介します。
この検査は栄養療法を行っているクリニックで受けました。
分子整合栄養医学的血液検査の結果を紹介
こちらが検査結果になります。
そしてこちらが解析表です。
この解析表を見ると多くの栄養が欠乏していることが分かります。
医師には「このまま放置していたら悪化して、大きい病気まで発展していたかもしれません」と言われてしまいました。
私はこの言葉を聞いた時、自分はその一歩手前にいたのだとすごく怖くなったのですが、検査を受けたことで何の栄養素が欠乏しているのかはっきり知ることができたので希望を持つことができました。
今までは体に良いと言われることを不安に思いながら色々試してきましたが、次からは自分に合った方法で治療に臨むことができるので余計なことを考えることなく治療に専念できます。
体調不良の原因がハッキリ
分かって安心しました。
オーソモレキュラー療法の血液検査を受けてみて
この検査は保険適用外なので費用が高額になるため検査をするかとても迷いましたが、一般の血液検査では分からない栄養状態を知ることができたので今は思い切ってやって良かったなと思っています。
私はビタミンB群の欠乏が特に酷く医師に「ここまで酷いのは10人に1人です」と言われたのですが、詳しく聞くと20代でこの結果は珍しいそうでとても驚いていました。
分子栄養医学的血液検査はどこの病院・クリニックでもできるわけではなく、基本的には栄養療法を専門に行っているところで検査をしてもらうことができます。
アメリカではこの栄養療法が主流となっているのですが、日本ではまだ認知度が低いため専門医が少なくクリニックも数えるほどしかありません。
こちらのサイトでオーソモレキュラー栄養療法を行っている全国の医療機関を調べることができますので、ぜひ探してみて下さい。
栄養不足による疾患の多さ
血液検査から栄養不足だけでなく様々な疾患も分かりました。
- カンジダ感染症
- リッキーガット症候群
- 機能性低血糖
- 動脈硬化
- 副腎疲労
- 低コレステロール
- 肝障害
- 肝脂肪
こんなにあるのかと恐ろしくなります。
動脈硬化や肝脂肪は、もっと年を重ねてからなるものだと思っていたので検査結果を見た時とてもショックでした。
\食べたものが体をつくる!/
これからの治療の流れ
炎症抑制
一番初めにやるべきことは体の炎症の抑制で腸内が荒れて炎症が起こっている間は、その炎症を鎮めない限り栄養をいくら摂っても吸収してくれないそうです。
また腸内だけでなく歯周病・前立腺炎などからきている全身の炎症を抑える必要があります。
カンジダ菌や悪玉菌の除去
体の炎症を抑制した後は腸内にあるカンジダ菌や悪玉菌を除去していくのですが、腸内にこのカンジダ菌が異常増殖していると栄養を摂っても上手く吸収してくれません。
この腸カンジダ菌というのは、みなさん全員の腸の中にもともといる菌です。
これは食生活の乱れやストレスなどによって異常増殖することがあり、放置していると体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
倦怠感・頭痛・めまい・不安感・パニック発作などその不調は多岐にわたります。
悪玉菌も腸内に増えている状態だと慢性的に便秘が続き、老廃物がうまく出ていかなくなってしまいます。
なのでまずは、腸内にあるカンジダ菌や悪玉菌を除去し腸内環境を整える必要があります。
有害金属のデトックス
私たちが日常生活で食べている食材の中には有害金属含まれていることがあり、その代表の一つとして大型魚があります。
ここでの有害金属とは水銀のことをさしているのですが、この水銀も摂り過ぎてしまうと後々体に悪影響を及ぼしてしまうので排出する必要があるんです。
体の栄養不足が続き老廃物が上手く排出できない状態になっていると、体に有害金属が溜まってしまうと言われています。
ホルモンの調整
全身の炎症や老廃物を排出した後は、ホルモンの調整を行っていきます。
ここでのホルモンとは副腎・甲状腺・性腺のことです。
このホルモンの状態を整えないと血糖値の調整・動悸・息苦しさ・生理不順・めまい・倦怠感といった不調が良くなっていきません。
ミトコンドリアの活性
ホルモンの調整が終わると次はミトコンドリアの活性を行っていきます。
このミトコンドリアは、私たちの細胞内にある細胞内小器官のことを言います。
主な役目にエネルギーの産生があり、これを活性化させることで体に不足しているエネルギーを作り出してくれるのです。
脳の調整
最後は脳の調整=精神です。
不安感・恐怖・心配といった感情は栄養不足も関係していると言われており、この栄養不足により神経伝達(脳)が上手くいかずパニック障害や自律神経失調症などの症状を引き起こしてしまっています。
私はこれから①~⑥の治療をこの順番で進めていくことになり、まず初めに体の炎症を抑え、腸内環境を整えることからスタートしました。
まずは体の炎症を抑えて腸内環境を整えることからだね!
食事の見直し
小麦・砂糖は控えていたのですが、また新たにこれは今摂らない方が良いというものが出てきて医師から「調味料にもこだわってください」と言われました。
また味噌や牛乳など一般的に健康に良いとされているものが、体調不良の原因になっていることもあるということを知りました。
私の場合はカンジダ感染症を患っているため、菌の増殖を促してしまう納豆や味噌などの発酵食品を控えるように指導されています。
原因不明の体調不良の原因が判明!血液検査の結果を公開のまとめ
小麦や砂糖の摂り過ぎで腸内環境のバランスが崩れ、自律神経の乱れや副腎疲労を患ってしまいましたが、今回分子栄養医学的血液検査をしてもっと詳しく知ることができて本当に良かったです。
一般の血液検査ではここまで調べることができないため、何年も原因不明の体調不良と闘ってきました。
ですがこの血液検査で、今やるべきことがはっきり分かったので不安はありますがとてもスッキリしています。
保険適用外なので高額になってしまうのですが、検査をしても異常ないのに体調不良がずっと続いているという方は一度試してみても良いかもしれませんね。
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