親知らず抜歯した後の痛みと
腫れってどんな感じ?
痛みの乗り越え方を知りたい!
気をつけた方がいいことって
ある?
親知らずの抜歯をしました
私は親知らずを4本抜いたことがあるんですが、腫れや痛みがひどく抜歯後とても辛かったのを覚えています。
親知らずは歯が大きく深く根を張っているので、他の歯と比べて抜くのに時間がかかることがあります。
また抜いた後の痛みや腫れも数日続くといわれているため医師の技量が必要になると言われているのです。
ここからは、親知らずを抜いた後の痛みと腫れ・施術後の経過と痛みの乗り越え方について紹介していきます。
親知らずをかかりつけの歯医者で抜けない理由や紹介状を書いてもらって総合病院の口腔外科に初診をしに行った話・当日の施術内容については、こちらで記事で紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。
親知らずを抜歯した当日の夜
施術後は様子を見るため待合室で30分ほど待機してくださいと言われたのですが、特に出血が多かったり、めまい等の症状も見られなかったため時間がきたらすぐに帰ることができました。
私の親知らずは静脈麻酔をして抜歯をしたため、自分で運転して帰ることができなかったので家族にお願いして迎えに来てもらい、その流れで薬局に行き痛み止めを処方してもらいました。
この痛み止めは「家についたらすぐに飲んで下さい」と言わたもので、理由を聞くと麻酔が切れた時にすごい痛みが襲ってくるからだそうです。
家に帰りすぐ痛み止めを飲んで2時間ほど休んでいると少しずつ麻酔が切れてきて、鎮痛剤を飲んではいましたが少しずつジーンという鈍い痛みを感じるようになってきました。
腫れなどはまだありませんでしたが、この日の夜は口が全く開かず喋ることも食べることもできなかったので一切食事もとれませんでした。
親知らずの抜歯から1日目
朝鏡を見るといつもの2倍頬が腫れ顔がパンパンになっていて、痛みも昨日より強くなり痛み止めを飲んでいても常にジンジンとした痛みがありました。
あまりにも痛かったので抜歯した方の頬を冷却シートを使って冷やしたのですが、これが私には大正解で痛みが和らぎ抜歯の辛さを少し忘れることができたのでとても嬉しかったです。
この日は病院へ歯の消毒に行く日だったので、朝8時に病院に到着するように支度をして待合室で順番が来るのを待っていました。
だんだん痛みが強くなってきて、消毒に対して「痛いのかな?染みるかな?」と恐怖心と不安感が一気に押し寄せてきたのです。
処置室に入って親知らずを診てもらうと「問題なさそうだね。今日は消毒だけして終わります」と言われ、液をつけた脱脂綿で親知らずの周りを拭き取ってもらいました。
「痛いのかな?」と心配だったのですが、染みることもなく痛みも感じなかったので拍子抜けしてしまいました。
処置後自体は5分とすごく短かったので、せっかく外に出たからと買い物して帰ろうと思ったのですが、痛みと倦怠感から動く気力がなくなったのですぐ家に帰ってずっとベッドで横になって過ごしました。
親知らずを抜いてから食事もあまりとれていなかったので、少しでも何か食べようと思い、口を大きく開けなくても食べられるゼリーやプリンなどの柔らかいものを少しずつ食べました。
ひんやりとしてツルッと食べられとても美味しかったです。
親知らずを抜いて痛くて思うように食べられないという方は、抜歯する前にゼリーやプリンを冷蔵庫にストックしておくといつでも食べられて安心ですよ。
口が開かなくて食べるのが難しい時は、スプーンですくって食べられるようなやわらかいものがオススメだよ。
親知らずの抜歯から2日目
親知らずを抜歯して2日目になると1日目よりもさらに腫れてきて、痛みも腫れも日に日に強くなっているのが分かり「いつまでこの痛みと腫れは続くの?」と悩んでいたのですが、この状況を救ってくれたものがあります。
それは冷却シートです。
冷却シートを痛みや腫れがある方の頬に貼ると、ひんやりとして気持ちがよく痛みや腫れも和らいでいる感じがして、精神的にも身体的にもリラックスして過ごせるようになりました。
あまり親知らずを抜いた時、冷やし過ぎるのは良くないと聞いていたのですが私は痛みと腫れが辛くて何度も貼っていて、症状がひどかった2~4日ぐらいの間ずっとこの冷却シートを使うようにしていました。
私の場合はそのお陰もあり、痛みや腫れによるストレスや疲れを感じにくくすることができたのでとても助かりました。
熱冷シートはあると便利だよ!
本当に助けられました。
親知らずの抜歯から3日目
親知らずの抜歯から3日目になると少しずつ口が開くようになってきたので、朝からうどんを食べたのですが痛みと腫れでまだ麺をすすることができなかったため、スプーンで細かく切って食べることにしたんです。
3日目には体力が少し戻り冷却シートと痛み止めの効果もあって、少しずつ動けるようになってきたので、溜まっていた洗濯物や書類等の手続きを無理のない範囲で行っていました。
親知らずの抜歯から6日目
親知らずの抜歯から6日経つと痛みと腫れがひいてきて、口が7割ぐらい開くようになり痛みも痛み止めを飲めば、しっかり効いてくれるようになったのでだいぶ楽になりました。
この日は抜歯で縫合した糸を取ってもらいに病院へ行ったのですが、初めての抜糸で痛いんじゃないかとすごく不安で名前を呼ばれるまで心臓がバクバクするほど緊張していたのを覚えています。
処置室に入ると先生が「今日は抜糸をしていきます」と言い、抜歯をしたところを器具で触り始めたのですがチクッとした痛みはあったものの、不安に思っていたほど痛くなく抜糸自体は2分くらいで終わりました。
親知らずの抜歯から7日目
親知らずの抜歯から7日目になると9割くらい口が開けれるようになり、麺類だけでなくお米・野菜・お肉など何でも食べることができるようになりました。
今回親知らずを抜歯してみて「しっかり食べ物が噛める」ということが、どれだけありがたいことなのか改めて実感することができたので、すごく辛かったですが良い経験をしたなと思いました。
抜歯したところはどうなっているの?
私は親知らずの抜歯をした日から血の塊が苦手で抜いたところを見ることができずにいたんですが、意を決して抜歯して1週間が経ったころ鏡で見てみました。
すると穴は開いているんですが、その穴にかさぶたのような血の塊(血餅)ができていて何のためにあるのか気になった私は調べてみたんです。
するとその血の塊は時間が経つにつれ骨になると書かれてあり、後日先生に質問をすると私の場合は落ち着くまでに約3ヶ月かかり、完全に穴が塞がるまでには約8ヶ月かかるだろうと言われました。
実際に8ヶ月経ってみて抜いたところを見てみると確かに穴は塞がり血の塊もスッキリなくなっていて、あそこに大きな穴が開いていたとは思えないほどきれいになっていました。
親知らずの抜歯後に気をつけたいこと
うがいはしない
抜歯をした穴には血餅(けっぺい)という血の塊があります。
この血餅が穴を塞いでくれていることで、止血してくれたり細菌が入らないように防いでくれているのですが、いつもと同じようにうがいをするとこの血餅がとれてしまうことがあるんです。
血餅がとれてしまうとドライソケットと呼ばれる状態になり、常に激しい強い痛みが出るようになってしまい治りが遅くなったり化膿したりする恐れが出てきます。
私は怖かったので親知らずを抜いたところが落ち着くまでは、うがいをやめて気をつけるようにしていました。
気になるけど触らないようにしてね。
親知らず抜歯後の痛みと腫れの経過と乗り越え方のまとめ
親知らずの抜歯で一番辛いのは抜いてから1~5日ぐらいまでです。
痛み止めと冷却シートは痛みと腫れを乗り越えるため必要不可欠なものなので、抜歯をする前に家に準備をしておきましょう。
もし痛みが強くて辛い時は化膿していたり細菌が侵入している場合があるので、我慢せず病院に行って診てもらってくださいね。
少しでも早く良くなりますように。
\もう歯で恥ずかしい思いをしたくない!/
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