【体験談】検査しても異常なし!中医学の観点から体調不良の原因を探る

健康
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ひつじ
ひつじ

中医学って何?

 

診察や治療はどんな感じ?

 

診察では体のどんなところを

診るの?

検査しても異常ないのにずっと体調が悪い、薬を飲んでも一向に良くなっている感じがしないなど体調不良でお困りの方はいませんか?

私も数年前から動悸、息苦しさ、胃腸障害等の症状が突然起こるようになりました。

病院を変えて何度検査をしても異常なしと言われ、これといった原因が見つからないという理由だけで精神疾患だろうと片付けられてしまったのです。

精神科から処方された薬を飲んでいたこともありますが一向に良くならずむしろ悪くなる一方で、このままでは体が壊れてしまうと思い藁にもすがる思いで中医学を試してみることにしました。

みなさんは中医学を知っていますか?

中医学というのは中医学の専門医に体全体を診てもらい、その根底にある不調の原因にアプローチをしていく治療法のことを言います。

西洋医学も中医学も病気を治していくという点であれば同じなのですが、そこへのアプローチ方法が違うのです。

ここからは中医学と診察の流れ、実際に体験して感じたことなどについて紹介していきます。

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中医学って何?

中医学とは、東アジア(主に中国)で行われてきた伝統治療法のことです。

西洋医学の場合は検査をして原因を特定しそれに合った薬や処置をして治療をしていきますが、中医学の場合は症状だけを診ていくのではなく患者さんの体質や生活習慣、性格といったところも加味した上で根本にある原因を突き止め治療していきます。

ドラッグストアに行くと「この症状にはこの薬!」とパッケージに書かれてあることが多いですが、中医学ではまず「人」を診てこの人には何の漢方薬が合いそうか、生薬の量はどのくらいにするか等を考えていくのです。

検査しても異常がないのに不調が続く「未病」は、中医学の得意分野とも言われているそうです。

中医学:診察の流れ

中医学は目に見える症状にだけアプローチするのではなく体質や性格、生活習慣なども加味した上で治療法、薬を決めていくということが分かりましたが、ではどのように全身を診ていくのでしょうか?

ここからは私が実際に受けた初回の診察の流れについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

症状や疑問に思っていることを具体的に伝える

中医学の先生にいつから体調が悪いのか、どんな症状があるのかといった質問をいくつかされました。

                          

  • いつから不調が続いているのか?                                   
  • 夜はよく寝られているか?                            
  • 食事はしっかり食べられているか?                           
  • 月経は規則正しくきているのか?                                     

こういった質問には具体的に答えるように言われました。

中医学では私たちがこれぐらいなら大丈夫だろうと思っているような些細なことでも、中医学の観点から見たらとても重要なサインのこともあるのです。

そのサインを見逃さないように先生は、いつ、どこで、どんな症状が、何日続いたかなど事細かく質問をしていきます。

私はこの診察を受ける前に中医学のことについて調べていたのですぐ答えることができたのですが、初めての場合は緊張して上手く答えられないことがあるので、事前にメモ帳などに過去に起きた出来事や症状、時間、悩み、聞きたいことなどを書いておくとすぐに答えられるので良いですよ。

過去のことを話してと言われても思い出さなければいけないので、なかなかすぐに答えるのは難しいですよね。

診察時間が決まっているクリニックもあるので、事前準備をして悩む時間を減らしておくとその分診察と相談に時間を使うことができるのでおすすめですよ。

脈診と腹診をする

一通り症状を伝えたら次は脈診をしました。

脈診とはその名の通り脈を診ることを言います。

先生は人差し指と中指、薬指の3本で手首のあたりに触れ、脈の速さや強さを診て自律神経が乱れていること、エネルギーが足りていないことを教えてくれたのです。

脈診が終わったら診察台に横になり腹診をしました。

お腹を触って張り具合を診てもらったのですが、先生から「お腹がパンパンに張っているね。外に排出するためのエネルギーが不足しているからよ」と言われ、長年悩んでいた便秘と膨満感の原因が分かったのです。

舌診をする

次に舌を診てもらいました。

舌診をして舌の色、形、表面の汚れ等から体が今どんな状態にあるかを探っていきます。

私の舌は大きく厚くて表面には白い苔のようなものが張り付いていて、ところどころ舌に小さなヒビ割れがありました。

中医学の観点から:結果を聞く

医師は体の状態をみて考えられる体調不良の原因と漢方薬の話をしてくれ、私の場合はエネルギー不足と血行不良が体調不良の原因らしく胃腸の張りだけでなく頭痛、不安感などの症状もあるので一気に治すのは難しいと言われました。

今後の治療法を決める

今後は今やっている栄養療法だけでなく中医学からもアプローチしていくことになり、試しに3種類の漢方薬を飲んで様子を見ることになりました。

主に胃腸の不調、不安感などに処方されている漢方薬でまずは2週間試してみて再度面談して経過、今後の治療について考えていきます。

中医学を試してみる                         

私は約9年前から体調不良が出始め内科、神経外科、精神科、心療内科、甲状腺科、婦人科に行き何度も検査を受けたのですが、検査をしても異常なくどこに行っても「精神病でしょう」と片付けられてきました。

処方された精神薬も一時期飲んでいましたが体調が良くなることはなく「異常なしって言われても体は辛いんだよ!」と何年も謎の体調不良で苦しんできたのです。

今回中医学を受けて自分の体の状態を詳しく知ることができたので、本当に良かったなと思っています。

西洋医学では分からなかった体調不良の原因が、中医学で見つかるとは思ってもいませんでした。

検査しても異常がないのにずっと不調が続いているという方は、中医学も視野に入れておくと良いかもしれません。

中医学とは?診察の流れと体調不良の原因に迫るのまとめ

中医学は症状だけを診ていくのではなく患者さんの体質や生活習慣、性格といったところも加味した上で根本にある原因を突き止め治療していきます。

血液検査やCTなどでは分からないことが脈診、舌診、触診などから見つかることもあるのです。

ただこの中医学は医師の技量、経験にも大きく左右されるため、中医学に詳しい専門医に診てもらうことが大切だと思っています。

体調不良が続いているのに検査では異常がないという人は、一度中医学の治療を検討されてみてはいかがでしょうか。

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