オーソモレキュラー栄養療法の 流れを知りたい!
どんな検査をするの?
みなさんはオーソモレキュラー栄養療法という言葉を聞いたことはありますか?
先日私はそのオーソモレキュラー栄養療法をしているクリニックに行って検査と診察を受けてきたのですが、一般の病院と少し違っていて驚いたことがあります。
栄養療法を始めるにあたって、まずどのような検査や診察をしていくのでしょうか?
ここからは治療を始める前に行った検査や診察の内容について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
栄養療法クリニックでの診察と検査の流れについて
オーソモレキュラー栄養療法を始める前に、まず今の体の状態を知る必要があります。
ここからは私が受けた診察、検査の一連の流れについて見ていきましょう。
看護師さんとの話・問診表に答えていく
病院に到着したら看護師さんから検査と診察の流れについてお話があり、事前に書いていた問診表を見ながら質問をされそれに答えていきます。
- いつからどういう症状が出始めたのか?
- 飲んでいるサプリメントは何か?
- 今の体調で1番辛い症状は何か?
- どういうことを日常で取り組んでいるか?
- アレルギーはあるか?
今の体の状態を検査する
その後今の体の状態を調べるために自律神経のバランス、血管の状態、筋肉量、水分量などを検査したのですが、その結果がこちらになります。
~筋肉量・水分量~
血管年齢は30代前半と表示され実年齢よりも高い結果となってしまいました。
~血管の状態~
足の筋肉量は問題なかったのですが、腕・肩まわりの筋肉が少ないことが分かりました。
~自律神経のバランス~
自律神経バランスは異常なしとの結果でしたが正常範囲内の上限近くでした。
一見健康に見えますが正常範囲ギリギリのものもあったり、実年齢よりも血管年齢が高かったりと少し気を抜くと検査に引っかかってしまいそうな結果となっています。
体調不良の期間が長かったため筋肉量が少ないのは驚きませんでしたが、血管年齢が高かったのは正直ビックリしてまだ20代なのにと甘く見ていました。
医師の診察を受ける
検査終了後は医師の診察があり、目や口・爪・胃腸の状態の触診と体のゆがみ・首の血流のチェックを行います。
爪は割れやすいか便秘じゃないかなどいくつか質問にも答えていき、一通り診察が終わった後新たな治療法について説明を聞くことになりました。
その治療方法とはオーソモレキュラー栄養療法(分子整合栄養医学療法)です。
オーソモレキュラー栄養療法では約80項目という通常の血液検査よりも遥かに項目数の多い詳細な血液検査を実施していきます。
その結果から不足している栄養素が何か特定し、サプリメントの服用や食事の内容を考えていく治療法です。
この検査は分子整合栄養医学的血液検査とも言われているのですが、日本ではまだあまり認知されていないのでアメリカに血液を送って調べてもらう必要があるため、結果が出るまで約1ヶ月かかります。
費用も保険適用外のため全額自費となり、1回約1万3,000円します。
一般の血液検査よりかなり高額ですが、これで自分の不足している栄養素を調べることができると思うと少し期待を持つことができました。
その他の検査の説明について
私が行っている栄養療法クリニックでは、オーソモレキュラー栄養療法の検査だけでなく副腎疲労や機能性低血糖など、患者さんの希望に沿った検査を受けることができると説明されました。
検査だけでく栄養点滴などもありましがどこまでお金をかけて検査・治療するか難しいところで、保険適用外のため費用が高額になり続けていけるのか不安に思っていたのです。
検査・治療費を聞いた私はこれからやっていけるのか心配になり、今回の診察ではオーソモレキュラー栄養療法に向けた事前の血液検査しかしませんでした。
早く良くなりたい気持ちもありますが自分自身の生活もあるので、無理のない範囲で治療に臨めたらなと思っています。
オーソモレキュラー栄養療法・医師への質問
一通り説明を聞いた後、医師から「何か質問はありますか?」と聞かれました。
私は医師に常に息苦しいこと・動悸があることを話すと「胸まわりの症状は精神的な面から来ていることが多い」と言われました。
「自分が気付いていないストレスが影響していることがあります」とのこと。
そして栄養療法をして今ある症状が落ち着かなかった場合、精神面から引き起こされていることがあるから心理カウンセリングを受けてもらうかもしれないと説明を受けました。
私は心理カウンセリングを受けるかもしれないと聞いて正直「何で私が心理カウンセリング受けないといけないの?」と疑問に感じていました。
この時はまだ心と体がこんなにも深い関係で結ばれているだなんて気づきもしなかったのです。
今まで心理カウンセリングを身近に触れたことがなかったからなのか、なぜかそれに対して拒否感と不安感・恐怖心を感じていました。
ですが心理カウンセリングを受けて自分の心と体と向き合うことができ、今では受けて本当に良かったと思っています。
オーソモレキュラー栄養療法・診察終了
1回目の診察は約2時間かけて行われます。
この栄養療法は保険適用外ということもあり行っている病院や日本での認知度はまだ低いと言われており、調べてみると「ぼったくり、効果なし、インチキ」などマイナスなことも書かれてありました。
私も初めてこの栄養療法をやるので良いかどうかまだ分かりませんが、やれる事があるのならとまずは挑戦してみたいと思っています。
保険適用外だから、治療にかかる費用は全額自費になるよ。
医師と相談をしながら無理のない範囲でやっていくことが大切だね。
栄養療法を受ける前に行った検査と診察の流れについてのまとめ
オーソモレキュラー栄養療法を行うにあたって、まずは自分の体の状態を知ることが重要となり自律神経のバランス・血管の状態・筋肉量・水分量などを調べる必要があります。
保険適用外のため治療費が全額自腹になるので、長く治療を続けていくには医師とのコミュニケーションをこまめにとり無理のない範囲で進めていくことが大切です。
私はこれまで多くの検査をしてきましたがどこに行っても結果は異常なく、全て精神病で片付けられてきました。
ですが今回栄養療法という新しい治療法と出会って、治る可能性が見つかり期待を持つことができました。
血液検査の結果を待つ1ヶ月間はとても長く感じますが、これで自分に合った治療法が見つかり体を健康に治す道が開いてくれたら嬉しいなと思っています。
病院を変えて何度検査しても異常がないのに体調不良が続いているという方は、栄養療法という治療法も選択肢にあるということを知っていてもらいたいです。
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