【体験談】心理カウンセリングを受けてみた|初回の流れを紹介

パニック障害
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ひつじ
ひつじ

心理カウンセリングってどんな感じ?

 

検査しても異常がないけど

体調が悪いのはなぜ?

みなさんは心理カウンセリングと聞いてどのようなイメージがありますか?

先日私は人生で初めて心理カウンセリングを受けました。

以前までなら1対1でカウンセラーと話すことに抵抗があったり心理カウンセリングを受けなければならない程、心が傷ついているということを認めたくなくて受けたくないと反発していたのですが今では通うことが楽しみになっています。

そして心理カウンセリングを受けたお陰で、長年苦しんでいた体調不良の原因まで知ることができたのです。

ここからは、私が実際に受けた心理カウンセリングの初回の流れについて紹介していきます。

心理カウンセリングに興味はあるけど行く勇気が出ないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

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パニック障害と誤診を受けた過去                               

私は約10年前に突然襲ってきた動悸と息苦しさの原因を調べるため病院に行き検査をして、パニック障害と診断された過去があります。

精神科から処方されたパキシルという薬を飲んで治療をしていたのですが、何年経っても症状が治まらず良くなったり悪くなったりを繰り返していました。

一向に治る気配がなかったので「本当にパニック障害なのかな?」と疑うようになり、不安に感じた私はその日からセカンドオピニオンをし始め、数年かけて今のクリニックと出会うことができたのです。

私のかかりつけているクリニックでは栄養療法や漢方治療・心理カウンセリングを行っています。

心理カウンセリングを勧められる

常に息苦しく呼吸をしても十分に酸素が入っていない感覚があって、少しでも動くとすぐ息が上がってしまうほど毎日疲れていました。

そのことをかかりつけの先生に相談すると「栄養失調も影響していますが常に息苦しいというのは心理面からきていることが多いんですよ」と言われ、一度心理カウンセリングを受けてみたらどうですか?と勧められたのです。

冒頭でも述べたように私は心理カウンセリングに対して少しマイナスなイメージがあったため、受けようかとても迷ったのですが体調が良くなるならと受けることに決めました。

心理カウンセリング初日の流れ

私は1人で病院に行くことができなかったので、夫と一緒に心理カウンセリングを受けることになりました。

カウンセリング室に入るとそこには2人の女性が立っていて自己紹介をした後、夫と私、田中さん(心理カウンセラー仮名)の3人でお話しをすることになり、もう1人の女性は終始部屋の隅で何も言わず私たちの会話を聞きながらノートをとっていました。

田中さんは夫に「どんなことが心配か」「家での様子はどうなのか」「休日は何をして過ごしているのか」など質問をした後、夫に一度部屋の外に出てもらい私と田中さんの1対1で話すことになったのです。

ひつじ
ひつじ

いくら家族であっても聞かれたくないこともありますよね。

過去の出来事を吐き出していく                              

初回の心理カウンセリングでは私の家族構成やいつから体調が悪くなったのか、働いているのかなど沢山の質問をされ、また体調が悪くなり始めた頃から今日までにどんな出来事があったのか思い出してみてくださいと言われました。

私は体調が悪くなり始めた頃身内に不幸があり立ち直れない程に気持ちが参っていたのですが、人前で素直に泣くことができず気丈に振る舞っていたのです。

もう会うことができなという悲しさともっと他にやれることはあったんじゃないかという後悔で、心の中がゴチャゴチャしていて家事も仕事も手がつかなくなってしまいました。

このままでは自分が壊れてしまうと思い勇気を出して家族に「辛い・苦しい」と気持ちを打ち明けたのですが、心無い言葉を言われ傷ついてしまい怖くなった私はそこから自分の気持ちを話せなくなってしまったのです。

「いつまでも悲しんでいたらダメよ!」

「あんたがしっかりしないと」

「前向いて進まないと!」

その他にも沢山言われたのですが、こういうことを言われると「悲しむこと・泣くこと=悪い」という風に感じてしまい自分の気持ちを人に言えなくなってしまいました。

悲しめなかったことが今の不調に繋がっている                            

心理カウンセラーの田中さんにこの話すると「辛かったね、大変だったね」と寄り添ってくれ、その時感情の糸が切れたかのように涙がブワーっと目から溢れてきたのです。

田中さんは私の姿を見て「それだけ我慢していたってことなんだよ。もう自分の気持ちを抑えこまなくていいんだよ」と言い、涙が止まるまでずっと見守ってくれていました。

もうその悲しい出来事から数年も経っているのでもう気持ちに整理はついているだろうと思っていたのですが、自分がそう思おうとしていただけで実際はまだ完全に感情を処理することができていなかったのです。

私は、ここまで自分が我慢していたとは気づきもしませんでした。

涙が落ち着いたら田中さんが体調不良(息苦しさ、動悸、不安感)の原因について教えてくれ「ひつじさんの息苦しいという症状は過去に起きた出来事が関係しているかもしれない」と言ったのです。

「その時にしっかり悲しんでいっぱい泣いて、気持ちを我慢せずに出しておかないと体調不良となって体に出てくるんですよ」とも言われました。

その出来事が起きた時に症状が出るのではなく数年経って落ち着いた頃に出てくるので、まさかこれが原因で体調が悪くなっているとは誰も思いませんよね。

セカンドオピニオンをしても精神病で片付けられてしまう、何度検査しても異常が見つからないのに体調が全然良くならないという方は、過去の出来事から体調不良が起きているのかもしれません。

心理カウンセリングを受けた感想

初回の心理カウンセリングは約1時間半行われ深い話などはせずに、ひたすら私の話を相槌をうちながら静かに聞いてくれました。

「大変だったね、よく頑張ったね」と言われた時、急に涙が溢れてきて「やっと私の気持ちを分かってくれる人に出会えた」と思ったのです。

今回私を担当してくれた心理カウンセラーの方は明るく物腰の柔らかい女性の方で、とても話しやすく約1時間半もありましたが、それを感じさせないくらい楽しい時間を過ごすことができました。

これからどういったやり方で心理カウンセリングを進めていくかについては、次回以降また3人で話し合いながら決めていきます。

心理カウンセリングを受けてみて:初回の流れのまとめ

最初は心理カウンセリングに対して苦手意識がありましたが、今は話しを聞いてもらえることが嬉しくて通うのが楽しみになっています。

まだ1回目ですが心理カウンセリングを受けたことによって自分でも気づかなかった本当の気持ちを知ることができ、また長年苦しんできた体調不良の原因も特定することができたのでとても嬉しかったです。

心理カウンセリングを受けることは、決して珍しいことではありませんし恥ずかしいことでもありません。

自分のことを話すのはとても勇気のいることですが、人に話すことで気持ちが楽になりきっと今よりももっと生きやすくなります。

1人では行きづらい、上手く話せるか分からないから心配という方はご家族やお友達など、信頼できる人について来てもらうと安心して心理カウンセリングを受けることができると思いますよ。

\睡眠タイムをもっと心地よく/

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