夫婦で不妊と診断されてからまず始めたのはタイミング療法でした。
クリニックへ行って、卵巣の中にある卵胞の大きさを確認します。
排卵予定日まで2、3回クリニックへ行きました🏍️
卵胞がある程度の大きさまで育つと「そろそろ排卵するかな~。じゃあ◯月◯日に仲良ししてね」と先生から言われました。
そして私は家に帰り夫に今日あったことを話しました。
夫は「分かったよ。じゃあその日に向けて体調を整えておかないとね。今日もお疲れさま」と言ってくれました。
その4日後、クリニックへ行き排卵がちゃんとできたか確認をしに行きました。
「うん。うまく排卵できているね。あとは様子見かな。まっ、無理だろうなとは思うけど生理がきたらまた来てください」と先生に言われました。
、、、、、、うん?
無理だろうとは思うけど?
生理が来たら?
先生、生理がくる前提なの?
私たちは赤ちゃんが来てくれると信じながら治療をしているのに、先生が最初から無理って諦めてるのは何で?
初めての不妊治療で不安だった私は、この先生の言葉にショックを受けました。
タイミング療法を受けても普段と生活は変わりませんでした。
自転車に乗ってもいいし、走ってもいいし、食べてはいけないものもありませんでした。
その後はもうドキドキで結果を待つ毎日です。
妊娠初期症状について調べては、少しでもお腹がチクチクしたり微熱があったりすると「もしかして!」と一喜一憂していました。
そしてついに結果発表の日。
生理予定日の3日後。
何やら下腹部に違和感が。
「ん?この感じ、もしかして」
私はドキドキしながらトイレに駆け込みました。
「、、、、、、生理が来た」
私は一時トイレから出られませんでした。
「ダメだった。何で、何でよ、、、」と涙が止まりませんでした。
少し落ち着いた後、夫にメールをしました。
生理が来たことを話すと「そっか~。でもまだ始めたばかりだから。次はきっと来てくれるよ、大丈夫」と励ましてくれました。
その後クリニックへ行き先生に生理が来たことを伝えると「まだ1回目だから」といい、もう1回挑戦してみることにしました。
私はこの後タイミング療法を2回やるのですが、どれも陰性。
タイミング療法で赤ちゃんを授かることはできませんでした。
そしてここから治療をステップアップすることに。
それは「人工授精」です。
タイミング療法から人工授精に変わるまで約4ヶ月でした。
人工授精の治療体験については、次の記事でお話したいと思います。
タイミング療法は顕微授精よりも通院数は少ないですが、それであっても何度も通院するのは辛いです。
毎回毎回、先生に内診してもらうのも辛いし(男性の先生だと特に)
「この日にタイミングをとってくださいね」と日にちを指定されるのも、調整が難しいし。
本当に不妊治療って大変!!!!!💦
夫も一緒にクリニックへ来てくれるときもありますが、痛い思いするのは女性。
痛い注射や検査も、ほとんどの通院も女性。
本当によく頑張ってるよ。もう頑張り過ぎなぐらい頑張ってるよ私たち🌹
旦那さんが不妊治療に積極的じゃないという話も聞いたことがあります。
「自分は不妊じゃないから」
「病院には行きたくない」
「検査するの恥ずかしいじゃん」
こう言われたことがある女性も多いそうです(私が行っていたクリニックの看護師さん曰く)
今や不妊の原因は男性50:女性50の半々なんだそうです。
女性の問題と言われがちですが、実は男性にも原因があることも。
私たちも夫婦ともに不妊です。
不妊治療は体だけじゃなく、心まで傷ついていきます。
それは治療が長くなればなるほどです。
ナイーブな話ですが、もっとこういった悩みや不安を吐き出せるところが増えたらいいなと思いました(^^)
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